エイ革(スティングレー)

<タイの海から届いた”泳ぐ宝石”エイ革の財布>

豊かな海に囲まれた南国の秘境、タイ。
微笑みの国とも称されるタイの人々は、古くから海とともに生き、母なる自然からの恵みを受けて穏やかに暮らしてきました。

そんなタイの海から、美しいエイ革の財布が届きました。
「泳ぐ宝石」と称され、世界中のセレブが注目する高級レザーは、見た目の美しさはもちろん、その質の高さや丈夫さが高く評価されています。

キラキラと煌めく細かい鱗は、まるでビーズを散りばめたように美しく、天然のアート作品と言っても過言ではありません。
海に暮らすエイの革なので、革製品の弱点である水に強く、更に100年経っても劣化することはないと言われています。針がさせないほど固く丈夫なため職人泣かせの素材としても有名で、それは転じて傷がつきにくく長持ちすることを意味しています。

美しさと強さを兼ね備えた「海の宝石」で熟練の職人が丁寧に手作りしたエイ革財布の魅力を紹介します。

<タイの人々の暮らしを支えるアカエイ>

エイというと、日本では水族館で見かけるイメージが強いですが、実は食用の魚として東南アジアでは非常にポピュラーです。エイ革の素材となるアカエイは毒を持ちますが、針を抜きしっかりと処理すれば美味しく食べることができます。
タイのマーケットには食用のアカエイが並び、レストランでもエイ料理が振舞われます。

食べられるのは身の部分だけですが、アカエイの皮膚は世界的にも珍しいエイ革として生まれ変わります。
アカエイは、食卓に上るだけでなく高級レザー素材としてもタイの人々を支えているのです。

<ガルーシャと呼ばれる高級素材エイ革の魅力>

エイ革は「スティングレイ」や「ガルーシャ」と呼ばれることもあります。
「スティングレイ」はエイの英名そのままですが、「ガルーシャ」はフランスの職人からつけられた名称です。

18世紀のフランスに、クロード・ガルーシャという革職人がいました。彼は刀の鞘を作るのに長けていたのですが、エイ革の類稀なる強度と美しさにすっかり惚れ込みました。刃物である刀を納める鞘には、その刃に耐えられるだけの強度がなければなりません。牛革などの革では傷ついてしまうことが多い中、エイ革はしっかりと刀を守り、傷つくことがなかったため、愛用していました。

そしてクロード・ガルーシャは、その高い革加工技術を生かして、鞘以外にもさまざまな革製品を作り出しました。そのエイ革を使って作った装飾品の数々がルイ15世の目に留まり、彼は国王と側近のために職人としての腕をふるうことになりました。彼の偉大な功績から、エイ革を「ガルーシャ」と呼ぶようになったそうです。

フランス国王の心も鷲掴みにしたエイ革の魅力は、腕利きのエイ革職人によりフランス中に、そして世界中に広まっていくことになります。

<エキゾチックレザーの希少性がラグジュアリーな輝きを一層際立たせる>

クロコダイル革やヘビ革は「エキゾチックレザー」というものに分類されます。
これは、牛、豚、羊、馬など一般的な家畜として飼育されていない生物の革のことを指し、エイ革もこのエキゾチックレザーに区分されます。

エキゾチックレザーは、一般的な牛革、羊革などと異なり、非常に希少性が高く、その分価値も上がります。

もともと光沢感のある美しい鱗がガラスビーズのように輝き、高級感を放っているエイ革ですが、その希少性がより一層美しさや輝きを際立たせます。
世界的に見ても珍しく、ラグジュアリーな革製品ですので、持っているだけでワンランク上のファッションを楽しめます。

<自然が作り出した完璧な芸術>

エキゾチックレザーの代表格であるクロコダイルやスネークは、その柄がとても特徴的で個性的です。無秩序に大小異なる模様がついているため、ひとつひとつの革製品は全く異なる表情を持ちます。

これに対し、エイ革は鱗が非常に細かく並んでいるため左右対称の均一性のとれたデザインが可能となります。
エイ革は、背中の中心部分に「スターマーク」あるいは「スティングレイハート」と呼ばれる白い斑点状の大き目な鱗があります。この部分は中国では昔から「天眼」と呼ばれて幸運をもたらす「神の目」として崇められてきました。このスターマークをアイテムの中心にもってくるデザインが人気ですが、そうするとスターマークを中心に左右対称のデザインとなります。自然が生み出した完璧な芸術をレザーアイテムに盛り込むことで、自然の壮大さを手元に感じられます。

スターマーク(スティングレイハート)は、幸運を呼び込むと言われ、魔除けや家内安全の効果があるとされています。このマークの部分を用いたエイ革財布は、財布そのものにお守りのような効果が宿っているということになります。
ただ、エイ革そのものも風水として非常に良いグッズなので、スターマークがないデザインの財布でも十分に金運や幸運の効果を期待できます。デザインは好みで選ぶのが一番でしょう。

<風水の観点でも縁起が良いとされるエイ革>

エイ革は風水的観点からも非常に縁起が良いとされています。
エイの背にあるスターマークを「天眼」と呼び縁起物としたのも中国の人々ですが、中国に古くから根付く風水の観点から、エイ革がなぜ縁起が良いのか紐解いていきましょう。

エイは中国をはじめアジア諸国では「幸運の魚」として愛されてきました。
日本でも、武将が刀の柄にエイ革を用いたという記録が残っています。

また、エイは海の生物ですので「水の気」があります。
水の気は金運をもたらすと言われており、浪費の原因となる火の気を静め調和してくれるという効果もあります。

エイ革を使った財布ではお金を火の気から守り、更に水の気の力で金運を引き寄せることができるため、風水から見てもエイ革の財布は非常に良いアイテムと言えます。

ちなみに、金運を上げる色は黄色や金色と言われていますが、金運を上げるエイ革財布の色でおすすめなのはブルーかブラックです。
ブルーは水の気と相性が良く、ブラックには金運を上げるパワーがあるためです。

<お手入れ不要ながら長くもつ強さと丈夫さ>

エイ革の魅力は美しさと希少性だけでなく、その強さと丈夫さにもあります。

エイの皮膚は非常に強度が高く、少々のことでは傷つきません。これは、皮膚を覆う鱗がリン酸カルシウムでできているからです。リン酸カルシウムは、私たちの骨や歯を作る成分と同じものです。骨と同じだけの硬度を持つエイ革は傷つきにくくとても丈夫です。牛革の10倍の強度を持つと言われています。

硬度も強度も高い素材ですが、実際手に取ってみると滑らかでよくしなります。
これは、エイの柔軟な動きを実現するために鱗のひとつひとつが非常に細かいことに由来します。海の中で羽ばたくように泳ぐエイの姿を想像すると、骨のように固い皮膚だとは思えませんよね?微細な鱗が敷き詰められていることにより、あの滑らかな動きが可能となっているのです。

海の中で暮らすエイの革は水に強く、濡れてしまっても劣化する心配はありません。
もちろん濡れたらふき取って乾かすお手入れは必要ですが、しっかりと乾かせばダメージを受けることなく綺麗な状態で使い続けられます。

通常のお手入れは基本的には不要です。
時々乾拭きして汚れを落として丁寧に使えば、100年も使い続けられるほど、長く使える素材です。牛革は細かい手入れをおこなって30年もつと言われているため、その凄さがよく分かります。

<エイ革の本場タイから届いたガルーシャ財布でワンランク上のファッションを楽しんで>

タイはエイ革の本場。
Salty Islandのエイ革財布は、タイ産のエイ革をタイ国内の熟練の職人が一つひとつ丁寧に手作りするハンドメイドの財布です。
エイ革の強度は機械で加工しようとすると少しいびつな形になってしまうほどで、素材を傷つけずに美しく仕上げるには手作業で加工をおこなうのが一番です。ただ、なにせ「職人泣かせ」を言わせる硬い革なので、エイ革を扱える職人は限られています。

Salty Islandでは確かな技術をもった信頼のおける職人さんに丁寧に財布を作ってもらっています。心を込めて、こだわりと愛情をもって作り上げられた逸品をご堪能ください。

強さと美しさを兼ね備えた希少品ガルーシャ(エイ革)で作られた財布は、自然が生み出した芸術の素晴らしさと、エイの持つ強さとしなやかさを感じさせてくれます。

幸運の魚とされ、風水では金運アップも期待できるエイ革の財布で、ワンランク上のお洒落と日常を楽しんでみませんか?

おわりに&お知らせ

いかがだったでしょうか?
エイ革は水に強く、お手入れに手間がかからないというところがポイントですね♪
耐久性もあるので末永く愛していただけると幸いです。

最後にお知らせです♪

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それでは、よい旅を~♪

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